あたたかくなると待ち遠しくなってくる「岩がき」。
鳥取での漁期は6月から。気が早いと言われそうですが、もうすぐです。
さて、ここで謎解きクイズ。この謎、解けますか?
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さて、海水はまだ冷たく海に潜れない時期、岩がきはじっくりと海底深くで育っています。鳥取の岩がきは大きいもので重さが1kgにもなります。1個3,000円(時価)もする岩がきもあります。
そんな岩がきが高価なのには、大きく2つの理由があります。一つめは、漁師さんたちが素潜りで1つ1つ岩から剥がされているからです。その深さは10mほど。「息をとめて岩から剥がし、船まで泳ぐ」を繰り返されます。
集中力と体力勝負。傷をつけないようにとられた殻高13cm以上の高品質な岩がきには「夏輝(なつき)」というブランドタグが付けられ店頭に並びます。
もう一つは、日本海の荒波にもまれながらこの大きさに育つには4年ほどの時間がかかっています。つまり希少価値があるからです。
鳥取の海の良質なプランクトンを食べて育った岩がきの食べ応えは格別です。旨みが凝縮されている岩がきには、様々な栄養素も含まれています。とても大きいので、一口でペロッとという訳にはいきません。口いっぱいに豊潤な旨みが広がります。
鳥取県と言えば、名所や名産品がたくさんあり、魚介類では「松葉がに」が冬の味覚の代表格として君臨しています。夏のオススメは、やはり「岩がき」。磯の香り漂う濃厚でクリーミーな味が楽しめるのは、6月〜8月の間のみ。「夏輝」の登場までもうしばらくお待ちください。
※答えは2022年5月2日(月)にLINEにて発表いたします
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