師走を迎え、今年も残すとこひと月を切りました。年末に向け、公私ともに忙しさが加速していくように感じています。
今、かろいち店の売り場はカニ一色となっており、日々多くのお客様で大変賑わっています。松葉がに、親がに、ベニズワイガニ、冷凍ズワイガニ、かにみそ、、、少々大袈裟ですが、視界には「カニ」しか入ってこないような状況となっています。
この時期になるとご家庭用のカニをお買い求めにいらっしゃるお客様に加え、カニを発送されるお客様のご来店が増えてきます。友人へ、親戚に、実家、お世話になった方へ、等々その発送先は様々です。
一度に何件も発送されるお客様もいらっしゃり、カニを売る側としては大変ありがたいことなのですが、お客様を思うと気持ちが少し複雑になります。「高いものなんだけど、毎年送っているし、向こうも楽しみに待っているから」と、こんな声も聞こえてきます。
私は売り場で松葉がにを販売はしていますが、実は今年はまだ食べていません。というか、食べる機会が少ないんです。なぜなら、私たちは、出来るだけ美味しい松葉がにを食べていただきたいのでお客様へ送ることを優先しています。
大きくて、脚が全て揃ったタグ付き松葉がには、贈答品にされることが多いですが、ご自宅用としてお得な松葉がに(脚が1本とれているなどの訳あり商品)も準備があります。 「お歳暮にカニを誰かが送ってくれたら嬉しいな」といつも思います。松葉がにの送り状伝票を準備する際、お届け先が自分になる日を夢見ています(笑)
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