鳥取のサザエを極める | 株式会社中村商店
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2025年08月21日鳥取のサザエを極める

この夏も各地で猛暑が続き、涼を求めて海を訪れる人々で賑わっています。鳥取の日本海は透明度が高く、豊かな磯場が広がることから、サザエの良質な産地として知られています。浜辺のバーベキューや夏祭りでおなじみの「サザエのつぼ焼き」ですが、実はひと手間加えることで、ご家庭でもレストラン顔負けのご馳走に変わります。今回は、鳥取の旬のサザエをもっと楽しむためのアレンジ料理をご紹介します。

①サザエと白ネギの香草パン粉焼き
鳥取特産の白ネギを合わせた一皿。殻から取り出したサザエの身を刻み、白ネギと炒めます。それを殻に戻し、ガーリックとパセリを混ぜたパン粉をのせてオーブンで焼けば完成。香ばしさが加わり、サザエ特有のほろ苦さも和らぎます。おもてなしやお酒のお供にぴったりです。

②サザエと二十世紀梨の冷製マリネ
鳥取名産の二十世紀梨と組み合わせた爽やかな料理。薄切りにしたサザエの身を、オリーブオイルとレモン果汁で軽くマリネし、同じく薄切りにした梨と合わせます。梨の甘酸っぱさとサザエのコリコリとした食感が絶妙にマッチし、暑い夏にぴったりの前菜になります。

③サザエの炊き込みご飯
鳥取の漁師町では昔から親しまれてきた家庭料理。刻んだサザエを肝ごとご飯と一緒に炊き上げると、磯の香りがふんわりと広がります。醬油と酒で軽く味を整えるだけで、サザエの旨みがしっかりと染み込み、嚙むほどに深い味わいに。冷めても美味しいので、おにぎりにしてもおすすめです。

鳥取のサザエは、ただつぼ焼きにするだけでなく、地域の食材と掛け合わせることで、新しい魅力を発見できます。白ネギや二十世紀梨といった郷土ならではの食材と組み合わせれば、鳥取ならではの海の恵みを存分に堪能できるはずです。今年の夏は、サザエ料理にひと手間を加えて、食卓をより華やかに彩ってみてはいかがでしょうか。

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