卵も楽しめます『子持ちガレイ』 | 株式会社中村商店
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2022年02月11日卵も楽しめます『子持ちガレイ』

年が明け厳しい寒さが残る2月に入りました。県民お待ちかねの「若松葉がに」漁が始まり、店先には新鮮な魚とともに色鮮やかな茹で蟹や元気な活き蟹が並んでいます。その中目立つことなく密かに旬を迎えている魚があるのをご存じでしょうか。

その魚とは、「赤ガレイ」です。

鳥取で水揚げされるカレイにはいくつか種類がありますが、中でも代表的なのが「赤ガレイ」です。地元では40センチ前後の大きなものを「大ガレイ」と言い、中でも冬から春に獲れる産卵前でお腹に子(卵)を持っている「赤ガレイ」を『子持ちガレイ』と呼んでいます。

脂のノリもよく特に美味しいとされ、クセはなく旨味のある白身で煮魚、唐揚げ、ムニエル、一夜干しといろんな調理が楽しめます。身は加熱しても硬くなりにくく、卵は弾力があり身に負けない存在感と美味しさがあります。

また鮮度の良い『子持ちガレイ』の刺身と子(卵)で作る【赤ガレイの子まぶり】は手間のかかる一品ですが、この時期限定のご馳走で一度味わっていただきたい郷土料理です。

「赤ガレイ」の栄養成分にも注目です。高たんぱく低脂肪でヘルシー。ビタミンも豊富なうえ、タウリンも多く含まれているので疲労回復にも期待ができそうです。また、えんがわのゼラチン質はコラーゲンたっぷりなので美肌効果もありそうですね。身はふっくらと見離れも良く、しかも消化しやすいので病院食や離乳食によく使われているのも納得です。

「若松葉がに」に負けず劣らず地元で愛される「赤ガレイ」も旬を迎えています。この時期しか味わえないたっぷり子(卵)の入った肉厚な「赤ガレイ」をお好きなメニューで召し上がってみてください。

 

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