9月に入り朝晩と涼しくなり過ごしやすい季節となりました。スポーツの秋、読書の秋、食欲の秋と楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。
今月第3月曜日9月20日は「敬老の日」です。
「敬老の日」とは、“多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う”ことを目的として昭和23年に制定されました。2020年の日本人の平均寿命は女性が87.74歳(世界1位)、男性が81.64歳(世界2位)と過去最高を更新。65歳以上の人口割合は28.7%と4人に1人が高齢者となる長寿大国です。
祖父母に感謝する日。家族で食事をしたり、プレゼントを贈ったりと皆さんは「敬老の日」をどのように過ごされていますか?
代表的な長寿の祝いの「還暦」は、赤いちゃんちゃんこを着てお祝いするなど縁起が良いとされる赤いものを贈る習慣があります。由来は干支が一回り(60年)して元の暦に戻ることから赤ちゃんに還る意味と重ねた、また赤は古来より病が去る魔除けの色とされていることから赤色のものを贈るようになったといわれています。
ちなみに鳥取港では、これからの時期もちもちの食感と甘み、そして大きな体が特徴の赤イカ(ソデイカ)が最盛期を迎えます。
また、9月に始まった「沖合底引き網漁」では赤ガレイ、赤ムツ(ノドグロ)、赤ハタ、赤エビ(甘エビ)、赤バイと「赤」の魚介が豊富に揃います。
今年の「敬老の日」は、心のこもったメッセージや写真とともに、赤いテーマカラーの贈り物はいかがですか?
祖父母・両親を想い、長寿を願い、感謝と思いやりの心で過ごすことは、慌しい日常を送る私たちにはとても大切な時間だと感じます。
年齢を重ねれば、病気やケガのリスクは高くなります。元気に笑顔で過ごしてもらうためにも、心地良いこの季節に適度な運動で体力づくり、美味しいものを食べて心も体も健康になってもらいましょう。