春から夏にかけて旬を迎える鳥取県産天然の岩モズク。地元では「クロモ」「ツルモ」と呼ばれ親しまれています。
実はこの岩モズク、鳥取にはもう一つ世にも怖ろしい呼び名があるんです。その名も「坊主ごろし」。この名前の由来は「食べたらとても栄養があり、たくさん食べると健康になって坊主の出番がなくなりますよ。」という話から付いたという説があります。怖い意味ではなかったんですねー。
スーパーなどで見かける一般的な養殖の味付けモズクは、ほとんど歯ごたえを感じず、噛まずに飲み込んでしまうほど喉越しが良いですが、岩モズクはと言いますとシャキシャキとした食感を楽しむことが出来ます。粘り気もかなり強く、ネバネバ好きにはたまりません。
では、ここで岩モズクの調理方法を紹介します。
(1)岩モズクを用意します。
※冷凍の物は、冷蔵庫で自然解凍してください。
(2)水で汚れを取ります。(あまりとろみを取り過ぎないように)
(3)沸騰したお湯に入れます。
(4)モズクの色が少し変わったら約30秒置きます。
(5)ザルにあげ、水で洗い、よく冷やして完成です。
三杯酢に合わせて「モズク酢」。スープや雑炊に加えたりと、とてもお手軽にお召し上がりいただけます。この暑~い時期、「坊主ごろし」でスッキリ、ヘルシー!!