KANI SAIKO | 株式会社中村商店
あげ・そげ・こげ あげ・そげ・こげ

あげ・そげ・こげMEDIA

2022年02月21日KANI SAIKO

今回の北京五輪でも日本人の若手アスリートの活躍が目覚ましかったですね。 しかも若者が活躍する場はスポーツ界に限りません。音楽業界では、音楽スタイルも目まぐるしく変化し、新しい世界観で私たちに刺激や感動を与えてくれます。中でも最近注目しているのが「SARUKANI」のパフォーマンスです。

20歳前後の日本人4名によるヒューマンビートボクサー集団「SARUKANI」。口だけで様々な音をとても軽やかに奏で、私たちを楽しませてくれます。4人ともソロで活動していましたが、「4人で曲を作ってみたら面白いかも」と、リモートで楽曲制作スタート。その後世界大会で優勝するなど、活躍の場をどんどん広げられています。

ズワイガニ業界で今のシーズン、店舗で大活躍してくれているのは「若松葉がに」です。「若松葉がに」は脱皮直後で成熟していないズワイガニのことで、成熟した「松葉がに」と比べて殻が柔らかく、身が殻からはがれやすいとカニ身がお好きな方に人気があります。当店では「活・若松葉がに」と、甲羅を取り除いた足の部分を絶妙なタイミングで茹であげた「朝茹で・若松葉がに」を販売しています。

鳥取では資源保護のため、2月の1ヶ月間だけ水揚げされる若松葉がに。成熟していない若松葉がにのかに味噌は水分が多く苦味があるため、かに味噌ではなく、脚身を楽しみます。茹でる際に甲羅をつけたままだと、かに味噌が流れ出て身が真っ黒になってしまうため、必ず甲羅を外します。若松葉がにのカニ身は淡白ではありますが、カニの甘みをしっかりと味わっていただけることと思います。

成熟していないとは言っても約10年の時間をかけて脱皮を繰り返し大きく育った若松葉がに。そのパフォーマンス力はなかなかのものです。鳥取県の取り組みで甲羅幅10.5cm未満の若松葉がには漁獲されません。あと1年もすれば松葉がにとして取り扱われるカニ。カニ業界でも注目されている地元で愛される若手の逸材です。

 

TO PAGE TOP