山陰の至宝:李白と親がにが織りなす至福のペアリング | 株式会社中村商店
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2024年11月01日山陰の至宝:李白と親がにが織りなす至福のペアリング

新時代の幕開けと山陰の伝統

日本の政治に新たな風が吹き込みました。鳥取県出身の第102代内閣総理大臣 石破茂さんが誕生し、山陰地方に注目が集まっています。この機会に、山陰の誇る食文化をご紹介したいと思います。お隣の島根県松江市には、かつての総理大臣、若槻礼次郎氏が命名した銘酒「李白」があります。その名は、酒を愛し「人生得意須尽歓 (『将進酒』)」と詠んだ唐の詩人・李白に由来します。この日本酒「李白」と、鳥取が誇る珍味「親がに」のペアリングこそ、山陰の魅力を存分に味わえる組み合わせです。

李白:詩と酒が生んだ名酒

李白酒造が醸すこの日本酒「李白」は、豊かな吟香とすっきりした味わいが特徴です。その名は、酒を愛した唐の詩人・李白にちなみます。若槻礼次郎元首相が命名したこの日本酒は、現在15カ国以上で愛されています。「WANDERING POET」の名で知られる「李白」は、まさに世界を旅する日本酒の代表格といえるでしょう。

画像提供:李白酒造有限会社

山陰が誇る至高のペアリング

このペアリングは、単なる味の組み合わせ以上の意味を持ちます。鳥取と島根、二つの県をまたぐ食文化の融合であり、山陰の豊かな自然と歴史が生み出した至高の味わいです。日本酒「李白」の芳醇な香りと親がにの濃厚な旨味が合わさる瞬間、山陰ならではの奥深さを存分に味わえることでしょう。

季節の贅沢:親がにと特別純米酒「李白」の味わい方

親がにが楽しめるのは、11月から12月のわずか2ヶ月間。この時期には、特に「李白」の中でも特別純米酒をおすすめします。特別純米酒「李白」は、島根県産酒造好適米を58%に精米した特別純米酒です。コクとキレある酒質で様々な料理と相性良く、様々な温度で楽しめるオールラウンダーです。 まだ「純米酒」が一般的 でなかった級別廃止以前から「一級純米酒」として親しまれてきた李白の歴史ある特定名称酒です。

画像提供:李白酒造有限会社

この特別純米酒「李白」は、冷やして飲んでもその繊細な香りが楽しめますが、ぬる燗にすることで、親がにの旨みとお酒のコクが見事に調和します。また、贅沢な楽しみ方として、親がにの甲羅に特別純米酒「李白」を注ぎ、軽く炙ることで、より濃厚な旨みと深い味わいを堪能できます。寒い季節にぴったりの、心温まるひとときをぜひご体験ください。

新しい発見の旅へ

新内閣の発足を機に、改めて日本の地方の魅力に目を向けてみてはいかがでしょうか。山陰が誇る日本酒「李白」と親がにのペアリングは、その一例に過ぎません。各地にはまだ知られざる味の組み合わせが眠っているはずです。あなたの地元にも、きっと新しい発見があるでしょう。日本の食文化の深さを、自らの舌で確かめる旅に出かけてみるのも良いかもしれません。

そして、この探求の旅で素晴らしい出会いがあったなら、冒頭で紹介した李白の詩の一節「人生得意須尽歓」のように、その歓びを心ゆくまで味わってみてはいかがでしょうか。人生の素晴らしい瞬間を逃さず、十分に楽しむこと。新たな味との出会いが、私たちの人生をより豊かで味わい深いものにしてくれるはずです。

 

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