夏に産卵を迎えるサザエ。浜焼きやバーベキューなどアウトドアなイメージのあるサザエですが、今の時期、栄養たっぷりのサザエをご家庭でもいかがでしょうか。この時期に海を感じていただける一品をご紹介いたします。
サザエには蓋があります。外敵から身を守るため、蓋がピッタリと閉じています。無理にこじ開けるのは大変なので、以下の手順をおすすめします。手軽に美味しさが増しますよ。
※サザエは食べたい個数ご準備ください。
【材料】4人分
・サザエ(1個100g) 6個
・米 2合
・昆布だし 350cc
・サザエの煮汁 20cc
・薄口しょう油 大さじ1
・酒 大さじ1
・生姜 20g
・バター 20g
・山椒の葉 適量
※下準備の際、サザエ1個につき酒10ccほど使用します。
【下準備】
◯お米(2合)を洗う
※ザルにあげて30分ほど置いておく
◯昆布だしを 350cc準備しておく
(1)サザエの殻を流水とタワシでしっかりと洗う
(2)フライパン(小鍋)にサザエを並べ、底に少し水をはり加熱する
(3)サザエの口の部分に酒を注ぎ入れ、蓋をして5分ほど蒸し煮する
(4)フォークなどで身を取り出す
※カニフォークがあると便利です。火が通っていればスルッと簡単に取り出せます
※殻の中に溜まった煮汁は使用します
(5)蓋と肝を身から外す
※身についているヒダ(貝柱)のヒモ(はかま)も、苦味が苦手な方は取り外してください
酒蒸しするだけでも美味しいサザエですが、蒸したサザエを使用して、炊き込みご飯を作りましょう。
【つくり方】
1. サザエの身を薄くそぎ切りにする
2. お米を釜に入れ、昆布だし、酒 大さじ1、薄口しょう油 大さじ1と(4)のサザエの煮汁を入れる
3. サザエと細切りにした生姜を入れる
4. 炊飯器で炊く
※バターを20gほどご飯に混ぜるとコクが増すのでオススメです
5. お茶碗に盛り付け、山椒の葉を散らす
コリコリとした食感が楽しい、サザエご飯。焼きおにぎりにしても食が進みます。
【番外編】
殻が可愛かったので、多肉植物入れて飾っています。