

冬の味覚の王様として知られる「松葉がに」。鮮やかな赤色の殻、上品で濃厚な甘み、プリプリとした食感で、多くの人を魅了しています。
この記事では、松葉がにの基本情報から、旬の時期、産地、特徴、越前ガニとの違いまで、わかりやすく解説します。
「松葉がに」とは、ズワイガニのオスのうち、主に鳥取県・兵庫県・京都府北部など日本海沿岸で水揚げされたものに付けられるブランド名です。
つまり、松葉がに=ズワイガニの“地域ブランド”という位置づけです。
松葉がにの名前の由来は諸説あり、しなやかに伸びた長い脚が「松の葉」に似ているから、漁師が調理の際の燃料に松の葉を使ったから、刺身を冷水につけると身が広がって松葉のようになるから、などと言われています。
松葉がには味や身の詰まりが良く、国内でもトップクラスの人気を誇る冬の高級食材です。
松葉がに漁の解禁日は、毎年11月6日。この日から漁がスタートし、3月中旬ごろまで続きます。
なかでも身が締まり、味が濃くなる「旬のピーク」は、12月〜2月頃です。
また、松葉がにと同じく人気なのが、ズワイガニのメスの「親ガニ(セコガニ)」です。
親ガニの漁期は短く、11月〜12月末まで。
親ガニは卵である外子と内子も楽しむことができ、この時期にしか味わえない希少な“冬の味覚”として、地元の食卓にも欠かせません。
松葉がにの代表的な産地は、以下のとおりです👇
これらの産地で水揚げされた松葉がにには、「ブランドタグ」が脚につけられます。
タグは産地証明・品質保証の印であり、通販購入の際にもこのタグの有無は重要なチェックポイントです。
松葉がにとよく比較されるのが、福井県の「越前ガニ」。
実は両者はどちらも同じズワイガニ。違いは「水揚げされる場所」にあります。
項目 | 松葉がに | 越前ガニ |
産地 | 鳥取、兵庫、京都など | 福井 |
ブランドタグ | あり(各港で色・形が異なる) | 黄色のタグ(福井県統一) |
価格相場 | 12,000円~28,000円 | 15,000~30,000円 |
どちらも高級ブランドとして人気ですが、鳥取産の松葉がには水揚げ量が多く、鮮度の良い状態で発送できる点が強みです。
越前ガニに比べて価格もやや手が届きやすく、「贈答・ご家庭用」どちらにも選ばれています。
味に関しては、どちらも身がしっかり詰まっていて美味しいカニとして知られています。
同じズワイガニであるため、基本的な味に大きな違いはありませんが、鮮度の違いは味わいに大きく影響します。
そのため、鮮度管理を徹底し、新鮮な松葉がにを取り扱っているお店を選ぶことが重要です。
松葉がにの魅力は、なんといっても甘くて繊細な身と濃厚なカニ味噌。地元では、以下のような食べ方が人気です👇
特に松葉がにの浜茹では、水揚げ直後の鮮度を閉じ込め、程よい塩加減がきいた極上の一品。
手間いらずでそのまま食べることができるので、どなたにもおすすめの食べ方です。
松葉がにの本場・鳥取で創業100年を迎える中村商店は、賀露港・境港で水揚げされた松葉がにをその日のうちに浜茹で・直送しています。
中村商店は鳥取県の老舗として、長年全国の食通のお客様やプロの一流料理人にも最高品質のカニを届けてきました。
産地直送に加え、熟練の目利きと徹底した鮮度・品質管理により、抜群の鮮度とおいしさに定評があります。
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● 松葉がにとは、ズワイガニのうち鳥取など山陰地方で水揚げされたブランドガニ
● 漁の解禁は11月〜3月で、特に12月〜2月が旬のピーク
● 越前ガニとの違いは“水揚げされる場所”
● 鳥取県の松葉がには鮮度の良さと価格のバランスが魅力
● 通販では、鮮度・品質管理にこだわり、産地直送している業者がおすすめ
冬にしか味わえない贅沢な味覚を、ぜひご家庭でお楽しみください。
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