「もったいない」—— この日本語が世界に広まったのは、2004年にノーベル平和賞を受賞したケニアの環境保護活動家、ワンガリ・マータイさんの活動をきっかけに始まりました。彼女は「MOTTAINAI」という言葉を地球環境保護の合言葉として広め、世界中でフードロス削減への意識を高めました。この精神は、私たちの食卓にも取り入れることができるのではないでしょうか。
中村商店で扱う「訳あり松葉がに」は、この「MOTTAINAI」の精神を体現する食材のひとつです。外見に少し傷があったり、脚が欠けていたりするものの、その味わいは一級品。この訳あり品を選ぶことで、食材の無駄をなくし、より持続可能な未来への一歩を踏み出せます。家族と特別なひと時を楽しみながら、資源を大切に活用できるこの食材について、詳しくご紹介します。
中村商店の「訳あり松葉がに」とは、漁の際に脚が折れたり、甲羅に傷がついたりしてしまったものです。しかし、その見た目の違いはほんの些細なもので、味や栄養価にはまったく影響がありません。中村商店では、これらの「訳あり松葉がに」を、活きた生の状態の「活け松葉がに」と、特別な塩加減で茹で上げた「浜茹で 中村の松葉がに」を扱っています。
「浜茹で 中村の松葉がに」は、温め直さずそのままお召し上がりいただくのが一番です。塩分が絶妙に調整されており、食べる際に何もつけなくても良いと評判ですが、カニ味噌をつけるとさらに豊かな風味を楽しめます。訳あり品を選ぶことで、食品ロス削減にもつながり、地球に優しい選択ができます。
「浜茹で 中村の松葉がに」は調理の手間がかからず、手軽に楽しめるのが魅力です。そのまま食卓に出せば、家族みんなでカニの甘みと旨みを堪能できます。特にカニ味噌と一緒に食べると、濃厚な味わいが口いっぱいに広がります。カニ味噌が苦手な方や味変を楽しみたい方は、三杯酢・しょう油・ポン酢などお好みでご使用ください。
訳あり松葉がにを囲む食卓は、ただの食事の場を超えて、家族が集まり会話を楽しむひとときになります。カニを囲みながら自然と会話が弾み、日本海の豊かな恵みやカニ漁師の仕事について話すこともできます。食材を通じて、子どもたちに環境や食育の大切さを伝える機会にもなるでしょう。
訳あり松葉がには、見た目にこだわらず、本質的な価値を見つけることの大切さを教えてくれます。この考え方は、食材選びだけでなく、日常生活全般においても重要です。見た目ではなく中身を重視する目を養うことは、子どもたちにとっても大切な学びとなるのではないでしょうか。
中村商店では、11月11日から24日まで「家族の日」「家族週間」に合わせて、訳あり松葉がにの特別キャンペーンを実施します。まずは気軽に、環境へのやさしい選択を体験してみませんか?きっと、新しい発見と学びに満ちた、素敵な思い出が作れるはずです。
家族の日キャンペーン詳細ページ:https://matsubagani.shop-pro.jp/?mode=f4
実際に訳あり松葉がにを購入された方々の声を聞いてみると、その評価の高さと共に、思いがけない効果に驚かされます。ある家族は、「カニを食べながら、自然と会話が弾みました。「子どもが『このカニ、どこで獲れたの?』と聞いてきたので、日本海の話や漁師さんの仕事について話すことができました。食べることから、色々な学びが生まれたんです」と話します。
また、別の方は「普段は会話が少ない家族でしたが、カニをつつきながら、海の環境や食品を大切にすることについて話す機会になりました。美味しく食べることが、実は環境を守ることにもつながるんだと、家族で気づくことができました」と喜びを話してくれました。
中村商店のYouTubeチャンネルでは、活け松葉がに【さばき方】、活け松葉がに【かにさしの作り方】、活け松葉がに【かにみその作り方】、そして活け松葉がに【焼きがにの作り方】と、バリエーション豊かな動画コンテンツを用意していますので、ぜひご家族で挑戦し、松葉がにの旨みを存分にお楽しみください。
● 家族の日について
内閣府(現在はこども家庭庁)が定めた「家族の日」は、毎年11月の第3日曜日に設定されています。中村商店は「家族の日」の取り組みに賛同しています。